支援員 2023年入社
学生時代の障害者施設実習で、泣き出してしまった利用者さんをやさしく受け止め、その思いを理解できる職員さんに出会い、この道を選びました。福祉型障害児入所施設に10年間勤めましたが、引越しに伴い、北総育成園に転職しました。選んだ決め手は直感的に「いい施設だ」と感じたからです。
体を使う作業で疲れていたとき、利用者さんから「大丈夫?」と気遣う言葉をかけてもらったことです。利用者さんは職員をよく見ていて、おたがいを思いやるような人間関係が育まれていることを実感できた出来事でした。
仕事で失敗してもさりげなくカバーしてくれる頼れる方が多く、自分も見習いたいと思っています。仕事は楽しくやろうという意識が職員の間で浸透して、それが利用者さんの笑顔につながっているのかなと思います。
利用者さんに頼りされたり、「ありがとう」と感謝の言葉をもらえると、この仕事に就いてよかったと感じます。北総育成園は20歳から高齢になるまで、長いお付き合いができます。利用者さんとの関わりを深めながら、ずっと見てあげられる安心感があるのが、ほくそうの良さだと思います。
利用者、職員の立場を超えて、人間は支えあう存在だと実感できる職場だと思います。勤務はシフト制で調整しやすいのも、働きやすさにつながっています。自分は夜勤明けや休日を組み合わせてサーフィンやスノボによく出かけています。
木工班では、木を削ったり、磨いたり、利用者さんと一緒に作業しています。作業中に利用者さんの笑顔が見られると、自分もうれしいですね。介助の場面では、うまく伝わらない時もありますが、これまでの経験から「こうしてほしいんだな」と自分なりに理解できるようになってきました。こうやって、あうんの呼吸が生まれる瞬間がいいですね