「役割」と「出番」のある暮らしを
整える。
どんなに重い障害があっても、そしてどんなに年を重ねても、できること、得意なことがきっとある。
「今日もがんばったね。お疲れ様でした。」この一言を大切に日中活動に日々取り組んでいます。
農耕班農作物の栽培・収穫・加工
創設:昭和49年
2haの畑で無農薬野菜を栽培。メンバーは毎日手や顔を泥だらけにしながら草取りや収穫に励んでいます。冬場のメインの仕事になる切干大根は農耕班のヒット商品。太陽と風、大自然の恵みから作られる切干大根は甘味たっぷりで風味も抜群!多古・栗源の道の駅でも販売しています。
園芸班花の栽培・園内花壇の整備
創設:昭和54年
大型フレームを2棟持ち、四季折々の花を育てています。土作りや水やりなど、一鉢一鉢丁寧に手入れをしています。園内の花壇やプランターは園芸班が手掛けています。地元東庄町公民館の花壇にも園芸班の花を植えさせて頂いております。
木工班天然木、焼き板の磨き
創設:昭和51年
創設当時から作り続けているのが焼き板製品。根気よく磨き上げた焼き板の鍋敷きは味わい深く人気の製品です。焼き板の他にも自然の木目を生かした花台や瓢箪の飾り物を作っています。一つひとつブラシや布で丁寧に磨き上げた製品は、木のぬくもりが感じられる逸品です。
手芸介護班布製品・刺し子製品の製作・介護
創設:昭和49年
しつけ掛け→ミシンがけ→しつけ取りといった一つひとつの工程を全て手作業で行い、バッグやエプロン等作っています。しつけ掛けの技術を生かした刺し子製品も細やかな絵柄が施され人気の製品となっています。高齢となり介護が必要なメンバーも多く、「今、出来ること」を大切に取り組んでいます。
林産班椎茸の栽培・加工・貯木場の管理
創設:平成元年
椎茸を栽培、加工しています。椎茸の栽培は原木にドリルを使って穴を開け、椎茸の菌を入れるところから始めます。菌が元気に成長できるよう、メンバーが手で原木を持ち運び、適切な温度・湿度管理を行います。大自然の懐に抱かれた活動を通して情緒の安定も図ることができます。
紙工芸班楮の栽培・和紙製品の製作
創設:平成元年
原料となる楮(コウゾ)から畑で栽培。メンバーが根気良く木槌で打ち砕いた楮の繊維を漉いて上質の和紙に仕上げています。その和紙に押し花や千代紙を施してしおりやハガキなどを作っています。十二支の干支飾りも自慢の逸品。日本の伝統工芸である和紙作りに地道に取り組んでいます。