2023年7月4日
汗流し、歩く毎日と私達の暮らし。
4月に植えたた田んぼの苗は、今はぐんぐん風になびき育ち、もうすぐ稲の花が咲くころです。まだもう少し梅雨は続きますが、青い空と白い雲にいよいよ近づく夏の気配をぐっと感じるこの頃ですね。私は毎週末、この黒部川周辺のストレスフリーの長い道を1時間半ほど歩きます。頭が空っぽになって、すっきりします。元気もアイディアも沸いてきます。北総の利用者さん達もできる限り、「歩く」時間を大切にしています。職員さん達も皆、自分の足で歩く大切さを意識しながら、日々の支援を重ねてくれています。
今年度から、少しずつ外部からの施設見学・職員の外部研修も計画的に実施しています。この3年間はオンラインで画面越しの研修や会議にもずいぶん慣れてきましたが、やはり直接顔を合わせて、語り合えることの大切さを感じます。6月22日は、習志野市にある「あかね園」の松尾施設長が若手職員さんを連れてきてくれました。Kさんはもともと船橋のご自宅からの就労経験を経て、「あかね園」に長く通っていらっしゃいました。6年ほど前に、北総にご相談を頂き、見学や短期入所を繰り返し、ご家族の希望もあり、当園に入所されました。Kさんも皆様のご来園を楽しみにされていました。「Kさんが変わらず元気にされていてとても安心しました」と松尾施設長。ご両親ご家族に大切に育まれ、学び、働き、自宅と地域で充実して暮らしてきたKさんの生活は、通所施設・入所施設・相談支援、行政機関などの事業所が適切に連携して対応して今の北総の暮らしがあります。これからも入所施設の役割として障害を持つ人の生活を、長い見通しと幅広い視野を持って支える取り組みを大切にしていきたいと思います。
今日は、園芸班が東庄公民館の花壇を植えに行きました。北総で作った花苗が少しでもお役に立てればと、チーフのS職員中心に園芸班職員が準備をしてくれました。K職員が素敵な看板を作ってくれました。公民館の前は東庄小学校です。町の皆様が少しでも目に留めて下されば嬉しいです。これからも季節のお花を植えさせていただくことになっています。機会があればぜひご覧ください。
次回は、7月19日(水)の北総夏祭りの様子を写真沢山でお届けします。7月25日頃更新予定です。暑い毎日、どうぞ皆様お体を大切にお過ごしください。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 白樫久子