11月(霜月)のお知らせ
23(11)年も霜月に踏み込みました。もう一カ月12月師走で本年も終わり。今年の一大事。3月11日の東日本大震災。 このことから既に半年が経過しますが以後、毎月の”このお知らせ”の冒頭で、このことの成行きや思いを言葉にしてきました。
こんな言い方は被災地の皆さんに失礼になりますが、福島の原発事故は本当に「よっこのもの」。津波被災地域は少しづつでも人々が復興の端緒についている事が伝えられていますが、原発危険地域は立ち入ることさえ許されません。関東地区各地で放射能汚染が報告され、お茶、きのこ、野菜、お米、くだもの、の「基準値以上」を誇大にニュースで流すマスコミ。この現実が年が変われば0でリセットされるなら良いのですが、そうはいきません。被災県の福島、宮城、岩手は北国。いずれ吹雪の季節に閉じ込められます。これからこそ、被災地の皆様への支援が必要。「何をどう支援していけばよいのか」・・。
そんな世の動きの横で北総の超現実。いよいよバリアフリー新居住棟の工事が開始されました。実質的に建設業者が動き出したのは10月11日(月)。この日から外堀を埋めるようにいくつかの段取り仕事が始まりました。①利用者仮設下駄箱設置②利用者洗濯衣類管理棚の移動③工事業者の現場事務所立ち上げ④仮設駐車場の設置⑤工事場所と利用者生活空間との境界塀の設置等。木工班、陶芸班、手芸介護班の仮設作業場で”働くこと生きること”仕組みは10月13日(木)から稼働。朝9時過ぎ、玄関前に横付けされた15人乗りのバスで木工、陶芸班の人達はなずな工房隣地の仮設作業場へ移動。わずか5分程の乗車時間ですが、みんなピクニックにでも行くかのように嬉しそう。しかし、乗り込む人達を揃えるのに10~15分かかってしまう。利用者の暮らしを横に、その横で併行して進められるこの建設工事はこれから先、2年間以上の長い時間を必要としています。兎に角、少しずつこの状態を了解し、慣れていくしかありません。
保護者の皆様には11月3日(木)(文化の日)の保護者職員懇談会でそのへんのお話も出来るかと存じます。先月のお知らせで触れましたように、当日は船橋市障害福祉課からこの新棟建設、自立支援法等について説明があります。年末に向けて、課題山積の北総育成園。皆様のご理解とご支援をお願い致します。
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