この大地で、「共に働き、共に生きる」

　船橋市手をつなぐ親の会の発足は昭和29年のこと。市街の電柱に「障害を持った子の親は集まりませんか」の貼り紙をする親子がいました。その貼り紙を見た何人かの親が集まりました。これが船橋市手をつなぐ親の会と北総育成園の源流の一滴。その後船橋市に働きかけ自ら活動を続け、その伏流水の歳月20年を経て「北総育成園」は、昭和49年4月香取郡東庄町に産声を上げました。
　時は流れ、北総育成園はこの地で2024年(令和6)年4月、50年の歳月を重ねました。
　これからも、この人たちの安定したその人らしい充実した暮らしを、「共に生き共に働き」ながら、大切に構築して参ります。今後とも皆様の温かいご理解とご支援を賜りたく、心よりお願い申し上げます。